野中家の脱穀作業


前回は

野中家の稲刈り 掛け干し編 

を取材しまして



それから、晴れの日が続いたので

約1週間で、稲もカラカラに乾燥して

野中家の脱穀作業が始まってました◎




そして、今年は、掛け干しも

全く倒れずヨカッタと、安心しまくった優佳さん。



脱穀作業が始まるという事は

この風景も、今年、見納めという事です。


ずっと見ておきたい、そんな風景の1つです。









まず、脱穀作業とは。。。

乾燥させた稲の穂先から、籾を落とす作業が「脱穀」です。




という事で、脱穀機で作業です。

稲の穂の部分を脱穀機に入れ、もみを稲から外します。


機械がやってくれるものの、

籾が溜まると、自分で運ぶため、重労働です。


この袋にめいっぱい入れて、約30キロ。

なかなかの重さです。





片付けもしながら

日が暮れる前にとテキパキとこなしていく。


野中家の女性たちは、頼りがいがあります◎






そして、野中家では藁の販売もされてるので

藁を束ねてくくっていきます。



簡単そうな作業に見えますが、量がハンパナイです。

地道にやるしかありません。


去年は、畳屋さんが藁を買いに来られて

今年は、お茶を作ってる方が欲しい!と来られたみたいです。



自然から頂いたモノを余すことなく使う。

素晴らしい事ですね。







そして、この風景を見て、懐かしい日々を思い出しました。



ワタシも小さい頃

親が作業してる田んぼの片隅で、兄弟で遊んでました。



その頃は、農作業がダイッキライで

いつもどこか遊びに行きたいと思ってました。



この子たちが大きくなる頃には

掛け干しという伝統は、果たして、残っているのだろうか??



もしかしたら

なくなっているかもしれないし


もしかしたら

この子達が、未来の後継者になってるのかもしれない。




ただ、時代が変わっていけば

これから、守り受け継ぐ事も困難になるでしょう。。。。





”稲刈り”という大がかりな行事を通して

家族みんなで手伝い、助け合う姿

昔ながらの風景がそこにはありました。


今年も野中家のおかげで

田舎ならではの風景が見れました◎


感謝でございます◎




取材:ひょくっと隊 石っこ。






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